はじめて文字を覚えたときの、我が子の笑顔が忘れられません。膝に乗せて、絵本の読み聞かせをしているときに、指で文字を辿っていたら、聞いている言葉と文字とが結び付いたのでしょう。そして、「書き方を教えて」と言い始めました。まずは、自分の名前を書きたいと。それから、次々に自分が声に出した言葉を、自分の手で「見える化」していきました。夢中で書いて、得意げに見せてくれました。皆さんも、おそらく、そうだったと思います。