SDKGs ( 静大の国語を愛する学生達)× 静鉄グループ 共催企画   

静岡の持続可能なミライへ繋ぐわたしの言葉 -短歌に想いを乗せて-

 「COOL CHOICE 2022 in しずおか⁻みんなではじめるエコな選択-」

 しずてつ(未来事業創造部)の方の協力を得て、Twitter(2022/11/19-2022/12/4)とイベント(駿府城公園)ブース内に投稿箱を設置(2022/11/19)し、「ことばを紡ぐ」活動を広く展開いたしました。Twitter投稿や応募用紙と合わせて 62点の応募作品より、最優秀賞等を選出いたしました。シニアの方を含めた地域の方に対して、SDGsへの意識を高揚させる契機になったことと思います。

令和4年度 繋ぐ・私たちの言葉-静岡で心豊かに-(しずおかハッピーシニアライフ事業)

研究課題 「人生100年時代、高齢者の地域活動・社会参加を促進したい!」

 ICT化が進むコロナ禍の中、安易に情報が得られ表面的な交流も急増しています。人と人との関わり方が難しくなっている今こそ、実体験を伴う心温まる言葉を紡ぎ出して数多くそれに触れ、言葉や文章を活用した「人との繋がり」を大事にしたいと考えています。

 そこで、私たち、静大の国語を愛する学生達=〔SDKGs〕は、次年度に引き続き実施した高齢者と学生との短歌作りの交流を、心豊かな社会の構築に向けて、感情を表す言葉を軸に実施いたしました。今年度も歌集にまとめました。


 ◇市内各所での対面交流
・ 7/13 (水)今宿シニアクラブ:11名     ・ 8/22(月)船越老人福祉センター:16名
・ 8/26 (金)北部交流センター:9名    ・ 9/ 7 (水)入山シニアクラブ:13名
・ 9/29(木)蒲原老人福祉センター:8名  ・10/ 5(水)南部交流センター:11名
・10/27(木)折戸老人福祉センター:17名 ・10/29(土)足久保生き生きクラブ:14名

令和3年度 繋ぐ・私たちの言葉-静岡を笑顔に-(しずおかハッピーシニアライフ事業)

研究課題 「人生100年時代、高齢者の地域活動・社会参加を促進したい!」





私たち、静大の国語を愛する学生達=〔SDKGs〕は、生涯にわたる健全な社会生活の実現を目指す
静岡市高齢福祉課の「しずおかハッピーシニアライフ事業」に共感し、次の活動を行いました。
 ◆ 【語る】 ~ 【飾る】 ~ 【綴る】 の流れで進めました。
*対面での交流では、「守りたい」身近な自然、家族を、まず毛筆で
 書いてもらい、それをテーマにして語り合い、短歌を作りました。
 そして、この時に書いた「毛筆書:守りたい」を市街地に展示しました。
*短歌は、手紙、faxやメールでの交流の方々のも含めて歌集にします。
 「何気ない日常が、歌にすると一つ一つ輝いて見える。」 
 「今まで、自分のことを語ることはなかった。じっくり聞いてくれて、凄く嬉しく
  思った。この出会いを大事にしたい。」との感想をいただきました。
*毛筆書や短歌作りなどの創造的活動は認知予防に効果的です。
*歌集がお手元に届けば、歌の世界に誘われ他の方の「思い」に共感し、新たな交流が生まれる
 でしょう。参加してくれた市内各所の100名を超えるシニアの方々との素敵な「出会い」に
 感謝しています。

ふじのくに地域・大学コンソーシアム「ゼミ学生等地域等貢献推進事業助成事業」

研究課題「在住外国人のための日本語学習及び日本文化理解促進について」

杉﨑ゼミでは、これまでに、普通学校の児童生徒への書写学習の支援だけでなく、特別支援学校、また授産所、外国人留学生等、様々な人を対象に、継続的に「文字を書く活動」の機会を提供してきました。その結果、話し言葉と書き言葉の両方を組み合わせた表現活動こそが、言葉や語彙の獲得に留まらず、感性の醸成や心の解放に寄与することを確認しています。

グローバル化が進む現在、静岡県内の色々な地域において、これまで以上に在住外国人の増加が見込まれています。そこで、「書道体験をして楽しむ」といった一過性のものではなく「文字を書く活動」を通して、日本語への興味関心の高揚やコミュニケーション能力の向上に繋げ、各地域の多文化共生事業に貢献したいと考えました。

今年度は、焼津市と共同研究を実施しています。